SingtelをDocomoだとすると、シンガポールのKDDIに当たるのがStarhubです。ちなみにSoftbankはM1で、同じようにエリアが狭い、アンテナが弱い、通話が不安定、髪がない(?)などと散々言われておりますが、風評被害のようです。
東京23区ぐらいの大きさしかないシンガポールでエリアもクソもないです。
さて、僕のケータイはこの業界二番手のStarhubと契約をしていました。月に無料通話2時間、3GBの無料データ通信で、約4000円というプランです。
シンガポールのケータイはほぼ全てシムフリーですので、電気屋さんでスマホ本体を買い、SIMだけStarhubと契約していたわけです。
余談ですが、シンガポールでもスマホ本体とセットでSIMを契約する「日本スタイル」を選択できます。その場合、スマホ本体にかかる初期費用を抑えられる代わりに、月々の請求が多くなります。
シンガポール人の友達などは、Androidユーザーにも関わらず、この仕組みで発売と同時にiPhone6を手に入れ、未開封のまま即日転売しました。発売当初品薄になるアップル製品でも、電話会社を通すと発売当日に買える可能性が高いのを利用して小銭を稼いだわけです。
僕からすると月々の請求額が今後二年にわたり増えるのと、すべての手間を考えると、わずか2,3万円の利益は割にあわないと感じるのですが。
さて、話がズレましたが、僕の会社は「それなりに」福利厚生がしっかりしているので社割りで月々1000円ほど安くケータイを契約することが出来ます。しかしそこは「それなりに」ですので、1年経つとちゃっかり通常料金も戻ります。
それに加え、シンガポールでは日本では当然のサービスが追加料金を払わないと利用できません。例えばLTEは有料ですし、一番頭にくるのが番号通知機能。追加料金を払わないと全部の着信が非通知になるのです。
セコい!セコすぎるぞ。
これら当然の機能も社割りでタダだったのが、一気に請求額に上乗せされ、月々約5000円ほどになってしまいました。
それでも日本よりは安いですし、ケータイのヘビーユーザーなら納得できるでしょう。でも僕はケータイ、とくに音声通話が大嫌いなのです。Facebookの通知なんかも大嫌い。LINEに至っては通知がひっきりなしに来るのでアプリごとブチ消しました。僕に21世紀はまだ早かったようです。
そんなわけで普段は常に機内モード。どうしても必要なとき以外はKindleで本も読める薄型カメラと化しております。
もういっそ、高校生以来15年間の無駄なモバイル生活に終止符を打とう。
そう鼻息荒くStarhubの店舗を訪れた僕に振りかかるトラブルの数々。
それは長くなってしまったので後編へ続くっ!