アラサーがシンガポールに移住するのに必要なスキル

シンガポールで出稼ぎ

昨日ふざけた記事を書いたらJessicaさんに怒られてしまったので、今日こそは真面目に人様のお役に立つことを書くよう努力します!

というわけで、アラサーが単身シンガポールで就活し移住する流れと、それに必要なスキルを考えてみます。

様々な経緯や資格でシンガポールに住んでいる日本人がおりますが、僕のようになんのコネもないアラサーがフラリやってきて職を得るケースを前提とします。最もリスキーながら、ほとんどの現地採用日本人はこの方法で移住しているからです。

大まかかつ一般的な流れとしては、ジョブエージェントと呼ばれる転職サイトに登録し、担当者と面談を行います。そこである程度職種や適性が決められ、それに基づき求人情報を紹介してもらうことになります。

その後、得られた求人の中で気になる物があれば担当者にお願いし、書類を先方に送ってもらいます。ご縁があれば面接にこぎつけ、そこで採用担当者の目金に叶えば晴れて就労ビザの申請、勤務開始となります。

ジョブエージェントによって持っている求人情報や得意とする業界が違うため、三社ほど同時に登録して忙しく面接をこなすわけです。
二年前にインドから出戻った僕もこの方法で今の職についたのですが、その時シンガポールの就活で必要なのは次の3つのスキルだと感じました。

  • 英語力
  • 専門スキル
  • 図太さ

 

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◎英語力

中国語ではなく英語が必要です。シンガポールは中華系の国と認識している方が多いですが、就活で求められるのは中国語ではなく英語です。今まで、日韓、日中のバイリンガル友人が就活に挑みましたが、おそらくは英語力が足りずに帰国の憂き目にあいました。日本人をあえて雇いたい会社にとっては、きちんとした日本語こそが求めるスキルなのです。とは言え、多国籍の上司や同僚とコミュニケーションが取れないと困ります。そうなってくるとやはり英語力は必須条件となります。

目安は「今までの職歴」「なぜこの仕事に応募したか」「なぜシンガポールなのか」「強み、弱み」など一般的な面接の質問に対し、英語でしっかり説明できてツッコミに対応出来るかどうかだと思います。

ちなみにシンガポール人は優しいので、コテコテの日本アクセントで喋ってもじっと黙って耳を傾けてくれます。僕は面接前にゆっくりでも論理的に物事を述べる練習をしました。アクセントの矯正よりも内定ゲットに効果的だと思います。

また、日本語力も大切です。特にお金持ちが多い駐在員を相手にするビジネスでは、きちんと敬語や接客マナーが身についていないと面接する日本人マネージャに弾かれてしまいます。

 

◎専門スキル

シンガポール政府としては専門性が高い良い条件の仕事は自国民に着いて欲しいので、そこで外国人があえて雇われるためには、日本人じゃなきゃ話にならない分野で経験があるか、並のシンガポール人より断然優秀であることのどちらかが求められます。

日本人じゃなきゃダメな仕事は、例えば日本人に特化した接客業と、コールセンターオペレーターです。
ただし、この手のビジネスはビザの引き締めによりだんだん日本人を雇えなくなってきており、コールセンターも周辺新興国のインフラ整備によりシンガポールから移転するケースが増えています。

やはり、元々専門職についていて、その分野で充分にアピールできるほどのスキルと経験がある人は、今後もシンガポールで活躍出来るはずです。

各種エンジニア、専門的な営業職などはいまでもよく求人が出ています。

 

◎図太さ

アラサーともなると、日本で就活を乗り越え社会の厳しさに順応した人が多いかと思います。しかしその結果、シンガポールではむしろマイナスな謙虚な性格になってしまっている人をよく見ます。

悲しきかなココでの就活で求められるのは図太さです。自分のスキルでどうビジネスに貢献できるのかを、時に少し誇張してでもまくし立てなければ、勤勉で優秀なシンガポール人に面接で勝てないのです。

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一時期は「初心者向け海外就職先」とみなされていたシンガポールですが、ここ数年のビザの引き締めにより、その役目は周辺の新興国へ完全に移っています。僕もなかなかビザをくれないMOM(人材開発省)には泣かされました。せっかく内定をもらってもビザが承認されないと全部がパーになりますので。この話はまた別の機会に書きますね。

経済成長率が伸び悩み、停滞期の日本のような経済成熟期に入ったこの国では、僕ら居住者もうかうかしていられません。僕の職場でも事実上のクビを宣告された人もおりますし、極端な例ではシンガポール法人ごと店仕舞いして新興国へ移転するケースもあります。もちろん人件費抑制が目的ですので、新しい国で再雇用される見込みもなく路頭に迷うわけです。

良くも悪くも自由競争社会のシンガポール。未だフラリ訪れ気軽に就活ができる環境、挑戦者の熱意を活かす土壌がココにはあります。

夏休み、観光ついでに履歴書を用意して来てはいかがでしょうか?

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