また祝日が増えたぞ!シンガポールの国政選挙

シンガポールで出稼ぎ

今年はSG50・建国50周年にあたるため、建国記念日が1日増えて喜んだのがつい先日。

そしてさらに総選挙の投票日を祝日にするお達しが出ました!

2015年は当たり年!SG50で所得税も50%割引だしっ!愛してるぜシンガポール!

さて、昨夜日本からのお客さんをチャンギ空港へ送っていった帰り道、タクシーの運ちゃんとシンガポールの選挙についてちょっとした世間話をしました。

バスの運ちゃんはほぼ100%低賃金外国人労働者なのですが、タクシードライバーは規制業務でして、シンガポール人しか就くことができません。なのでシンガポール人に対するタブーさえわきまえておけば、ある程度突っ込んだ話題に触れるチャンスです。

日本だと右翼左翼はもとより某新興宗教にも絡むため、支持政党に関してはその人が読んでいる新聞などからやんわり想像するしかありません。

ところがシンガポールでは比較的オープンに政治的スタンスについて語る人が多いです。とくに僕がお気楽外国人ということもあり、ここぞとばかりに政権批判をぶちまけるおっさんの多いこと。

前置きが長くなりましたが、今日はシンガポールの選挙についてシェアしたいと思います。

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◎影が薄いシンガポールの野党

シンガポールの野党は、日本と同じで政権担当能力がありません。万が一、政権交代が起こってしまうと世界経済におけるシンガポールの地位がひっくり返ってしまうので、実のところ野党支持の人達も本気で与党転覆を望んでいなかったりするフシがあります。

では野党の役割はというと、政権チェック機関と言われております。いちおう。

とは言え日本の野党より存在感がないように感じますし、そもそも87議席中、たった6議席しか持ってなかったりします。これで世紀の大勝とかいっちゃうあたり、「民主主義国家」を名乗る上でのお飾り感が否めない。。。

◎金持ちは与党、貧乏人は野党を支持する

要は日本の自民党55年体制と同じで、「政府にお灸をすえる」ために野党に入れるのです。

そして政府に物申したいのは現政権下でイマイチお金を儲けていない人達。タクシーの運ちゃんもこの一人で「タクシーやってて与党に入れるヤツなんて2%くらいさー」と豪語しておりました。「国父リー・クアンユーにはそりゃ感謝しているさ。でも彼の息子は関係ないね。」とさらりと現首相をぶった切る。

これだけ自由に一国の首相を批判できることからも「明るい北朝鮮」という形容は的外れです。まぁ国父を批判することはシンガポール社会でタブーですが。これは天皇陛下を敬わないことがタブーな日本と同じような空気と感じます。

一方、儲かっている人達は儲かり続けるために与党に票を貢ぐのです。実にシンプル。今まで冷や飯喰ってた友人が、稼げるようになった途端与党支持に寝返ったことがあり、あまりの鮮やかさに関心したものです。

◎若者は野党支持がカッコイイ

それなりに儲かっている人でも若者世代は野党支持を表明する人が多いと感じます。僕に政治の話をするシンガポール人はほぼ全員野党支持を表明します。でも実際開票してみると与党の大勝。

これ如何に。。。

想像するに、特に若者はシャカイにNOを突きつけるのがある種ファッションなのではないでしょうか。でも実際、厳格な雰囲気の投票所で現政権にNOと言えるかは別の問題。。。ちなみにシンガポールで投票は国民の義務のため行かないと罰則があり、日本よりもずっと厳格なものです。

選挙制度がフェアでないといわれますが、野党支持者数に対しあまりにも獲得議席が少ない気がします。

◎野党支持者が多い地域には政府から制裁が

すいません、僕の就労ビザ更新がもうすぐなため自主検閲します。
めでたく今後二年間の滞在が決まった暁には記事にしたいと思います。

歯切れの悪い終わり方になってしまいますが、日本の政治が揺れている昨今、外国の政治制度はある程度参考にして頂けるのではと思い記事にしました。

訂正、ご意見、ご感想お待ちしております。いくさんでしたっ!

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