こんにちは。いくさんです。
日本でもOnkyoなど大手メーカーの参入によりじんわりと盛り上がりを見せてきたカスタムIEM市場。
カスタムIEMってなんぞね?という方。すいません、それを説明する記事を先に投下する予定が、たった今事故で消してしまいました。
なので、ここでは
「カスタムIEM = 高級イヤホン」!
とざっくりとらえていただけると記事を書き直さなくていいので僕は楽できますっ
さて、高級イヤホンというだけあって、日本だとお手頃モデルで10万円くらいします。たかがイヤホンで、しかも比較的安いのが10万円です。
ひきますよね。
Jessicaさんは見事にひいてましたね。
でもボクたん欲しいんだもん!しゃーねーしゃーねー。経費!経費!
シンガポールにはご当地企業AAWがございまして、Made in Singaporeを売りにしております。これは日本でも代理店があるので、耳型だけ日本で採って送ればシンガポールに来なくても買うことができます。でも当然海外オーダーメイドなので割高。
これはシンガポール在住者の利点を活かして、お安くAAWのカスタムIEMを手に入れよう!
というわけでルンルンで作りに行ってきましたよー。
クラーク・キーのセントラルというショッピングモール。ここにAAWの正規代理店であるNull-Audioが入ってます。ここで耳型をとってもらい、AAWに送ってもらいます。
シェル(外装)の色なんかもこの代理店で選ぶ必要があるのですが、サンプルがしょぼいっていうか、ラインナップぜんぶ見ることすらできない。おつまみかよ。。。本来ならばこういうのって実物がずらっと並んでてそこから選べるもんじゃないの。。。
出だしからのシンガポールクオリティに一抹の不安を覚えつつも、店頭の同社視聴サンプルに大興奮!
持ち込みの愛機iPhone5Sで聞き比べた結果、やっぱり以前より目を付けていた「W350」というBAドライバー3つ搭載の同社中級モデルにしました。ちなみに同社高級機種「W500」にはBA三機に加えダイナミックドライバーも搭載され、低音域が強化されています。
この辺は好みというか、せっかくのBAドライバーのクリアな音に、ダイナミックのこもったサウンドが混ざってしまうという意見もあります。僕もコレに似た印象を受けたのでBAのみ搭載のW350にしたわけです。予算オーバーでW500が買えなかったわけじゃないんだからねっ!
さて、899ドル(約75000円)きっちりお支払いを済ませ、いよいよ耳型の採取。
やっぱり地元企業だけあって日本で買うより為替相場によるけど5万円くらい安いかもしれぬ。ちなみにこの耳型採取、日本ではお医者さんがやるようなことを聞きましたが、そこはさすがのシンガポールなのでバイトの中国人お兄さん。この辺が安さの秘密だったりして。。。
この二色のラテックス樹脂を混ぜ混ぜすると、ねっとりした形状から徐々に硬化するようです。まずとれなくならないように(?)ひもの付いたスポンジを両耳につっこまれた後、注射器でラテックス樹脂を耳に注入していきます。これがかなりの圧迫感。おおおおお入ってる!!!という感じ。よくわかりませんね。文才なくてすみません。
外耳道(?)が一番広がっている状態で型をとる必要があるらしく、自分の手の指二本をくわえた無様な姿勢のまま15分静止してろとのこと。
これが結構長い。ちなみに耳はこんな感じ。最初のスポンジにくっついた赤いひもがニョロンと出てます。
キモいですね。
耳の中はかなりの圧迫感。ちょっと痛いくらい。このまま15分も待つのはしんどいなとか思ってたら、5分を過ぎたあたりでお兄さんが戻ってきて取り出すとのこと。さっき15分っていってなかった???
シンガポールクオリティ全開に激しい不安を覚えつつも、なされるがままのいくさん。
とれた耳型がこちら。一応固まってるみたいです。
きゃーキモい。
そんなわけで本日の購入プロセスこれで終わり。説明によると1、2ヶ月で完成して電話で連絡が来るようです。最後にもう一度Made in Singaporeを強調されました。
完成が楽しみだなー!