まさに秘境!ムスタファのルーフトップ・レストラン

シンガポール生活

はい、連日激務のJessica嬢を放置して今週も一人で大暴れします。そう、暇なんです。

先月、妙な噂を耳にしました。

『インド人街の24時間デパート、ムスタファセンターには知る人ぞ知るインド料理レストランがあり、安くて美味しいらしい。』

そんわけないっす。僕なんかこの地域に足かけ4年住んでいるのです。そんなもんあるわけない。あそこは安かろう悪かろう、実は高かろうのデパートであると。そもそも肝心要の酒を売ってない時点でいけすかぬ。

そうリアクションしたのですが・・・

ありましたねー。

バッチリありましたよ。

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このレストラン、「Kebabs and Curries」。ぜんぜん隠れてないし、むしろ宣伝がんばってるにも関わらず、ムスタファの建物が忍者屋敷のせいで、知る人じゃないとたどり着けない隠れ家になっておりました。

このブログの読者がほとんど日本在住の方々であることを鑑み、まずはムスタファセンターの魔窟具合を説明いたします。

ムスタファは、シンガポール・インド人街の見所の一つで、日本人向けガイドブックだと、アユルベーダの石鹸を買うように指南されている総合デパートです。なんと24時間営業。

そう聞くと、知らない人は伊勢丹や三越のようなホコリひとつ落ちてない煌びやかな店舗を想像されると思いますが、残念ここはインド人街。ペンギンがいないドンキホーテのような感じです。経営者がお酒を飲めない宗教の方らしく「なんでも揃う」との評判なのに肝心の酒が売ってないというしょうもなさ。

ほこりっぽさと充満する独特のインド臭が嫌いで、僕なぞここしばらく近寄らないようにしていたのですが、謎のレストランの噂を聞いて以来、どうにも気になってしまい、朝から酔っぱらった勢いで探検に出かけました。実はNameless.lifeの社宅からムスタファまでは徒歩10分なのです。

で、ムスタファセンターですが、新旧二つのビルが橋でつながった構造をしています。そして新館の3、4階は駐車場。でも3、4階の別の部分は店舗。新館と旧館は地下でもつながっているのはずなのですが、なぜかB1はダメでB2だけ行き来できます。他にも、三階まであがると隣のビルにつながっていなかったり、エレベーターに乗ると謎の駐車場でおろされたりと、罠だらけの忍者屋敷なのです。おそらく、計画性のない増築を繰り返したなれの果てなのだと思います。

で、その忍者屋敷の中でも一番わかりにくいの場所に店舗を構えちゃったのがこのレストランなわけです。どのくらいわかりにくいかというと、まず旧館に足を踏み入れた時点で到達することはできません。ゲームオーバーです。あきらめましょう。運良く新館に入った場合も、北側のエレベーターは駐車場までしか上がらないので到達できません。

つまり、新館南側の入り口から入り、南側エレベータに乗って駐車場よりさらに上、ルーフトップに上がらないといけないのです。このように使えるエレベーターが限られるために、「新館の5階」などと説明できない状況になっています。

なんか誇張してるように感じるかもしれませんが、まじで行き着けませんから。

まとめると。。。

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この景色、一番南側の入り口より入店します。大きな荷物を持ってる場合は、万引き防止のタグで荷物をロックされます。さすがインド。めんどくさいですね。

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このサインに従って、新館南側エレベータにいきます。北側エレベータに行くとたどり着けません。

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ルーフトップのRボタンを押します。

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あっけなく到着!!

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ごみごみしたムスタファの屋上とは思えないきれいな庭園。このドームの中が座席になっています。

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眼下には、リトルインディアの下町を見下ろす風景。赤煉瓦の長屋が歴史を感じさせます。

 

で、肝心のお味ですが、癖がなく辛すぎないマイルドなインド料理に仕上がっております。インドをあまり知らない普通の日本人の口にベストマッチな味付け。なお、激辛や個性豊かな味をお求めの場合は、インド人街の反対側、テッカセンターに行ってくださいまし。

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寝起きで取材に駆りだされたJessicaさんもバターチキンの味にハマっておりました。確かにこのバターチキンは本場インドで食べたのにも勝るかもしれません。味もそうですが、お腹を壊す心配がないって意味でも。

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ほかにチーズナンとマサラドサイを注文しました。

ドサイ(メニューでは「ドサ」。名前の違いは不明)は日本では全くなじみがありませんが、インドではよく食べられているクレープのような料理です。なかにスパイシーなマッシュポテトが包まれていて、必ず三種類のソースでいただきます。僕が好きなインド料理のひとつ。

本当はビリヤニというインドの炊き込みご飯も食べたかったのですが、胃袋が限界に達し次回への宿題となりました。

そんなわけで、超絶わかりにくいですが、このネムラの記事を読んだからには必ずたどり着くことができますので、シンガポールにお越しの際は是非ムスタファの屋上レストランへお越しください。

「Kebabs and Curries」
North East Line リトルインディア駅下車徒歩10分
ムスタファ・センター、新館南側のループトップ
多分無休
営業時間 11AM-1AM

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