外国人と同居することに抵抗が少ないシンガポール人

シンガポール生活

こんにちは、いくさんです。

僕には静かな音楽でもかけつつ美酒を傾けるのが癒やしなので、夜遊びは静かな場所がいいですね。

さて、ここ最近、メイド絡みのニュースが2つありました。ひとつは雇い主がメイドを虐待したケース、もうひとつは逆にメイドが雇い主の子供を虐待したケース

 

メイドといっても秋葉原界隈にいらっしゃる黒いフリフリ乙女ではないので「お帰りなさいませご主人様」とか言いません。ご主人様もご主人様で、シルクハットの紳士などではありません。

現実は実に退屈であります。

 

ここシンガポールでは共働き家庭が一般的なので、子供の世話や家事をこなすリアルメイドを雇う家庭が多いのです。リアルメイドの印象は、フィリピンのおばちゃまです。

前回、嫁探しにBeautify Worldに行った記事でも書いたとおり、メイド斡旋業者がショッピングモールに普通に店舗を構えていますし、シンガポール人の一般的な住居である公団住宅・HDBやタワマン・コンドミニアムの間取りも、住み込みメイドのための小部屋が予め用意されていたりします。

このようにメイドが一般的とはいえ、さすがに僕のような下々の者には無縁の世界です。でも知り合いの何人かはメイドを雇っていますし、どう見ても母親ではないアジア系女性が白人や中華系の子供を学校に送り迎えしている様子を日常的にみることができます。

このようなシンガポールのメイド事情なのですが、日本人の感覚からすると、やはりフィリピンやインドネシアといった「途上国」の貧困層出身の人を家に住まわせ、大切な子供の世話を任せるというのは抵抗があると思います。

 

メイド以外にも、僕ら外国人労働者に自宅の空き部屋を貸し出して、住宅ローン返済の足しにしているシンガポール人も珍しくありません。僕らからすれば、アパートを普通に借りると月40万円くらいかかるので、シンガポール人が生活しているアパートの1部屋だけを10万円で借りるわけです。自分のベッドルームを一歩出ると、そこには縁もゆかりもない大家さん一家の生活がある

これも日本人感覚からすると受け入れ難い住環境ですが、僕らしがない現地採用の殆どはこんな条件で寝床を確保するしかない住宅難都市国家。

 

つまり、シンガポール人は縁もゆかりもない外国人と同居することに、日本人と比べると圧倒的に抵抗が少ないことがわかります。

 

最初にご紹介したようなメイド絡みのトラブルも日常的に発生していますし、僕ら外国人の入居者も様々なトラブルを起こします。まぁ僕からすれば大家側の理不尽が原因だったりするんですけど。

なんにせよ、シンガポール人家庭の事情など知らない文化が違う人達を、家庭に突然組み入れてしまうのですから、多少の軋轢は当然の結果です。

それでも利便性や、家賃収入を優先して外国人を住まわせる「実益主義」の国民。彼らのこうした考え方が、シンガポールの繁栄を支えているのだと思います。

できるだけ綺麗にまとめましたが、やっぱりワンルームマンションが恋しいよ。。。マジで。

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ちなみに、メイド女性達の最大輩出国、フィリピンでもメイドを雇うのは一般的です。日本人からすると、フィリピンは「貧乏な国」といった漠然としたイメージかもしれませんが、桁外れの裕福層とそれなりに分厚い中流階級がいます。そして超絶格差社会

アメリカに出稼ぎにいった父ちゃんの仕送りで生活している一家ホームステイしたのですが、家族全員無職にも関わらずメイドがいました。彼女の給料は月にわずか数千円。その中から涙ぐましく実家の家族に仕送りし、家事スキルを身につけた暁には、慎ましく貯金したお金をはたいて出稼ぎメイドとして海外にいく。シンガポールであれば10倍以上の給料ですからね。それでも安すぎますが。。。

このように、メイド達のキャリアパスも存在しているのです。興味深い。

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