逃げの海外就職もアリ

シンガポールで出稼ぎ
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逃げの海外就職もアリ

昨今海外就職が意識高いワードになってしまいましたが実際に海外に出て働いてる人のなかには僕のように成功や活躍とは無縁のどちらかというと日本社会でうまくいかなかったような人たちも一定数含まれています。

敗者に居場所がない日本

もし日本で行き詰まってしまうとほとんど同じ民族しかいない日本では国のどこにも居場所がなくなってしまいます。そんなときもし海外で働き海外に居場所を求めるという選択肢があったなら、先進国で最悪な日本の幸福度や自殺率はもっと改善するのではないでしょうか。

これは多分、国家としての日本にとっても大切なことだと思います。どこの国でも息詰まる若者はというのは一定数います。 ただでさえ少子化なのにこの必ず発生する一定数の若者が自殺したり引きこもって社会活動に参加しない状況というのは絶対に良くありません。

もし日本で行き詰まってもこうした若者が海外に出て数年間現地で切磋琢磨し将来的に日本に戻ってきたならば、またはずっと海外にい続けたとしても、日本人・日系人としてのアイデンティティが世界に広がっていくならば、日本という国としても歓迎すべきことだと思います。

とはいえ会社をクビになったからすぐに海外に出て職が見つかるとか言うとそうではありません。 今日は日本で脱落してしまった僕が、シンガポールで正社員に復帰するまで、最低限身に付けたことをまとめたいと思います。

語学力

人間力でもコミュニケーション能力でもなく語学力です。

人間力とかコミュニケーション能力というととても曖昧な概念ですが、語学力はとてもシビアです。自分が必要としていることを相手に伝え、相手が必要としていること汲み取って行動するこれが出来るか出来ないかの二者択一。

とは言っても日本で英語勉強するのはお金がかかるというのがまだまだ一般的な考え方でしょう。でも最近は千円くらい出せば普通の本屋さんで良質な文法や単語の本が売っています。まずはこれで高校生レベルの英語をひたすら座学しましょう。高校生レベルの英単語全部覚え、文法も一通り全てマスターします。

具体的にはセンター試験で8割以上取れるような英語力です。これは日本でもほとんどお金をかけずに身に付けることができます

英語力は英会話力だけじゃない

日本にいた頃の僕もそうですが、日本人はついつい英語力=英会話と考えがちですし、海外に出て働くならばなおさら英会話力が求められると思うでしょう

でも実際に会社に入るために、そして入った後に求められる英語力とは圧倒的に読み書きする能力です

接客業などならいざ知らず、多くの日本人が従事するオフィスワークにおいては、 毎日大量に流れてくるEメールの山を処理し、必要なものに対しては返信をすること。業務上必要な知識や契約文章などを英語で読み理解すること。現地で住んで納税したり、役所で手続きするのも、全て英語になります。つまり、これは全部英会話ではなくて紙に書いてある英語を理解して、自分のリアクションを書き記す能力になります。

なので英会話云々の前にまずは文法力と単語力をセンター試験8割レベルまで持って行くことが大前提になります。

コミュ障でも出来る

初っ端から厳しいように思いますが、これらはすべてひとりでできることです。おそらく純粋に仕事そのものに失敗して日本で行き詰まる人というのはあまりいないのではないでしょうか。

ほとんどが人間関係や集団との関係性に躓いて立ち直れないほどダメージを受けてしまうと思います。僕もそうでした。

ひとりでこつこつ単語覚えたり文法勉強することだけで海外に出る最初の突破口が開けるというのはとても有利なことだと思いませんか。

ぶっちゃけ英会話力というのは就職するためだけに限って言えば、面接試験の時だけなんとか取り繕えば良い話です。

ただし面接試験の時に英語力を取り繕うにしても、中学校レベルの簡単な単語だけ並べ立てていたのでは自分の本当の言いたいこと表現できませんし、相手にもあまり深く考えない人なのだろうという印象を与えてしまう可能性があります。そういう意味でも英会話に入る前に基本的な文法と単語をきっちり頭に入れていくことが何よりも重要です。

スカイプ英会話を活用する

センター試験の過去問で8割とれるようになってきたらいよいよ英会話へシフトします。 一昔前は英会話学校に数十万円支払って月々の月謝も発生するような代物でしたが、昨今はインターネット電話でフィリピンの先生と毎日30分話すことができるスカイプ英会話と呼ばれるサービスが月額5千円から利用することができます。なんて良い時代でしょう。

僕自身ももう日本ではやっていけないと思い始めた頃からスカイプ英会話に登録し、実際に半年後にはよほど込み入った議論でなければすらすら口から英語が出てくるようになりました。その前には先ほど説明したように基本的な文法と英単語がきっちり頭に入っていたことが効率の良い会話力上達につながったのは間違いないと思います。

このようにあまりお金をかけずに英語を習得することが今の日本ではできます。

自分のセールスポイントを明らかにする

面接対策です。自分はお金をもらって何ができるのか、 それを具体的に英語で手短に説明できる訓練をたくさんしましょう。 セールスポイントは1つだけではまずいです。 なぜなら自分の希望した職種が運良く目的地の国で求人に上がっていない可能性があるからです。

その国でどんな職種が求められているのかはあらかじめインターネット使えば日本にいながら簡単に調べることが出来ます。日本で言えばリクルートのような人材紹介・マッチング会社がどこの国にも今どきは存在します

これらのウェブサイトにアクセスし、自分でもできそうなものを3つほどピックアップします。それぞれの職種に対して自分ならどのようなアピールが出来るのか事前に頭で組み立てることができる。これをやるかやらないかで現地での負担が大きく変わってきます。

具体的に自分のセールスポイントがわからない人は、友達から客観的なアドバイスを受けるのも1つの手です。空白期間があまりにも長いなど何も売りが思いつかない人は、まず何でもいいのでお金をもらってできる自分の得意分野をしっかり作ると良いと思います。

面接の練習をしっかりする

日本の面接というのはとても曖昧で、やる気やそれこそ曖昧な人間力をアピールすることが一番大切なように思います。ぼくもそれで以前日本の会社から採用され、東京で働いていました。

それは1つに今でも終身雇用のような概念が日本社会にははびこっているからでしょう。採用するからには身内として受け入れる価値があるかどうかを見られる。 そうなると最終的にはその人物を好きか嫌いかという話に なってしまう。結果、採用基準も曖昧になってしまいます。

さらに年功序列の概念から抜け出せていない企業は、新人全員に将来管理職になる資質があるかどうかまで求めてきます。つまり自分が得意とする専門分野のほかに、様々な余計な能力まで要求されます。

でもシンガポールはじめ多くの国では違います。 日本と違い簡単にクビにできるので必要としているポジションに即戦力になるであろう人物は簡単に採用されますし、逆に実際使えなかったら簡単にクビになります。僕の同僚でもクビになった人がいます。

なので、その人と個人的に気が合うか、将来管理職に抜擢できるかなどは面接官の眼中には全くなく、実際に今社内で火の車の部署に明日から混ぜても問題なく組織が廻る人材か、その一点のみを考えています。

これを納得させるために、サークルでリーダーをやる必要はありません。具体的に自分が持っている能力を英語で論理的に説明して相手に納得させればいいだけだからです。

このコツは2つあります

1つは募集されているポジションの仕事内容をきっちり理解して、自分がきっちり理解しているということを面接官に納得させることです。

もう1つは仕事内容理解した上でいかに自分がそれを完璧にこなせるかを相手に納得させることです。

この2点をクリアすれば後はお給料やその他の待遇のお話になって、両者が納得すれば日本では考えられないほどあっけなく内定が出ることでしょう。

面接は練習すれば上手くなる

このスキルを満たすためには練習あるのみです。先ほど言ったようにまず英語を磨いて最低限、業務内容くらいは英語で説明できるようにしておきます。

その上で自分の得意分野専門分野について英語できちんと説明できるようにしておく。その上で求人情報よく読んでその内容理解し相手を納得させる。

ここまで読んでいただいて、日本でうまくいかなかった人のための逃げの海外就職などと言っておいて、ずいぶん厳しい内容だと感じられる方が多いかと思います。

でもちょっとまってください。今まで書いた内容はほとんど1人で自宅でできることなのです。いくら人間関係に悩んでいても組織に馴染めなかったとしても、家でコツコツ努力さえすれば海外就職のスタートラインに立つことができます。お金もほとんどかかりません。つまり個人的な努力さえ惜しまなければ対人スキルが低くても、人間力がなくても 海外で働くことは可能なのです。

そういう意味で僕は日本の社会にうまく馴染めなかった人も、どんどん海外に出てチャンスをつかめるとおうのです。

長くなりましたがまとめます

  • まず英単語と文法徹底的に座学する。目安はセンター試験8割
  • スカイプ英会話で自分の言いたいことを相手に英語で納得させる練習をする
  • 海外の転職エージェントのサイトを参考にして自分にもできそうな仕事をピックアップする
  • 目星をつけた職種に対して求められている具体的な能力を理解して、それに自分が適切な人材であると面接官に納得させる練習をひたすらする

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