金曜日で浮足立っている帰宅部のいくさんだよ。ごきげんよう。
ポケモンGOがシンガポールで解禁した当初は、もう仕事も手に付かない勢いでポケモンにボールを投げつけまくっていたこの僕が、最近はめっきりアプリを開いていない。
とは言え、いつもより長くポケGOブームは続いていた。
仕事上がりに「ピカチュウの巣」があるセントーサ島にわざわざ散歩に行ったり、近所のヒンドゥー教寺院に設置されているジムを制圧したりと精力的な活動を3週間くらいやってたんですよ。
ポケモン先進国シンガポール
シンガポールは国土が狭いだけあって、ポケストップが超高密度に刺さっている。たぶんIngressが過去に相当流行ったんだっと思う。
こういう競争原理が働く方向には惜しみなく課金する国民性もあいまって、銀座のような目抜き通り「オーチャードロード」は毎晩桜吹雪。ビボシティというショッピングモール周辺には徒歩30秒圏内に10本以上ポケストップが設置されていたりと、歩いているだけで自動的にレベルが上がっていく聖地が近所にたくさんある。
シンガポールは間違いなく、ポケGO先進国であった。
そう、ついひと月前ほどまでは。
ジムのレベルが急速に低下
最初の異変はジムのレベル低下に現れた。
いままでは日増しにジムに置かれたポケモンのCP(強さ)が上がっていって、猛者が日夜技を競っていた。その緊張感が楽しかった。
だけど、、、最近はなんだかバトルがダラけている。
明らかに、第一線のガチ勢が飽きて退場している。
ジムは神聖な場所だ。いい加減な気持ちでポケモンを置かれるとこっちの気も滅入るʅ(´◔౪◔)ʃ
桜も以前ほど咲いていない。明らかにブームが沈静化しているのを感じる。
キャンディー・クラッシュの後釜として暇人ゲーム化??
一方で、バスの中でポケGOアプリを開いているおばちゃん勢が目立つ。以前ならキャンディー・クラッシュかツムツムをやっていた人達だ。学生やガチおっさんが飽きて退場するかわりに、シンガポールのポケモンマスターの主役はおばちゃん勢になりつつある。
鮮やかなカーブボールでスズメやネズミやイモムシを大量捕獲しているガチおばちゃんもいるのだけど、このままだと「キャンディー・クラッシュ→ツムツム→ポケGO」というゲーム界でのポジションが確立されてしまう。
それは一瞬の出来事だった
周りに流されるな。
一流のポケモンマスターなら、逆風の中でも道を極め、ポケモンたちとともに進めばよい。
そう思っていた。
つい先週までは。
その日、僕は珍しく美女と連れ立って都会に出掛けていた。ポケモンスポットのひとつであるマリーナ・ベイ・サンズの前には、その日も人だかりが出来ていた。
なにか珍しいモンスターが出現しているのかもれない。僕はいつもの習慣でスマホを出そうとした。
その瞬間!
「うぅわ、いっぱいいる!みんな同じことやってる!キモっ!」
いくさんポケGO辞めるってよ
ま、そういうわけです。