長距離バスに乗り遅れて気合でGenting Highlandへたどり着いた話(1)

旅行

シンガポールやマレーシアはハリラヤというマレー系民族の祝日のため連休。せっかくなのでお友達とマレーシアの首都クアラルンプール郊外にあるカジノのテーマパーク『Genting Highland(ゲンティン・ハイランド)』へ行ってきた。

連休に国境を超えてカジノとはなんともゴージャスな響きだが、裏腹にかなり過酷なサバイバルになったのでご報告しよう。

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国境をまたぐ長距離バスなのに気付いたら乗り遅れてた

まず、そもそもシンガポールのバス停で旅の相方としゃべくっていたら時間忘れてしまいバスに乗り遅れた。 旅が始まる前からすでにヤバい。普通の路線バスならまだしも、国境を超える国際路線である。

ちゃんとシンガポールのバスカウンターに定刻について、バスが遅れていることを確認して、到着したら知らせるように頼んでおいたにも関わらずこのザマである。

シンガポールのサービスが概してグダグダなのは何度も痛い目を見ているにもかかわらず、今回は気が緩んでいた。

さらに悪い事にシンガポール側のバス会社が輪をかけていい加減で、クレーム恐れたのか適当な国境行きの乗り合いバスに詰め込まれてしまった。

「バスが到着したら知らせるように約束したのにスタッフが忘れて最終便が行ってしまった。代替便も用意できないし払い戻しでは済まない。めんどくさいから国境まで送ってしまい、クレームを出せないようにしよう」

なんとも無責任な発想だ。けど、僕らも慌てていたので、中国語でおばちゃんに畳み掛けられ、言われるがままに乗合バスに乗ってしまった。

ここまでの教訓は次のとおりだ。

  • メールで届いた長距離バスのチケットはきちんと印刷していく
  • 印刷したチケットに乗るバスのナンバーを記入してもらう
  • バスターミナルで盛り上がるような話題は慎む
  • **外国人とわかっているのにシンガポール人があえて中国語でまくし立てるときはナニカアル
シンガポール発マレーシア行きの長距離バス

シンガポール発マレーシア行きの長距離バス

乗り合いタクシーで350キロ?

チケットもない状態で国境に行っても、当然乗せてくれるバスはない。

騙されて詰め込まれたバスも結局はシンガポール側のイミグレーションまでしか連れてってはくれず、そこから先は半ば無理やりインド系の会社が運営するバスにむりくり乗車して、マレーシア側のイミグレーションまで国境の橋を渡った。

そこから先の乗り継ぎバスを探したがもちろん見つかるはずはない。おそらく我々が乗るべきだったバスはすでに国境を超えてどこかへ行ってしまったわけだから。

そんなわけでマレーシア側の国境バスターミナルで軽くパニックである。

時刻表ではもっと遅い時間のバスもあるはずなのだが、シンガポールのあちこちから出発しているのでここのボーダーを通過する保証はない。なおかつ、チケットすら持っていない僕らをカウンターを通さずに乗せてくれるはずはない。

途上国なら、運転手のおなさけで適当に乗せてくれる場合もあるだろうけど、残念ながらマレーシアはそれなりにキチンとしている国だ。こういうとき融通がきかない。

ミラクルが起こる期待を捨てきれず、いろんな人に手当たり次第ゲンティンまで載せてくれないか尋ねて回った。 でもこれはどこに埋まっているかもわからない財宝のために手当たり次第穴を掘るような虚無感あふれる行為であり、精神を多大に蝕む。

相方などはヤケクソってそこら辺に止まっているミニバンを改造した乗り合いタクシーでゲンティンまで行こうなどと言い出す。

それはさすがに不可能だ。なぜならジョホールバルからクアラルンプールまでは、東京ー名古屋間に等しい距離があるからだ。そこからゲンティン・ハイランドへも数十キロ山道を登る必要がある。乗り合いタクシーでは役不足だ。

とりあえず落ち着こう。

視界に入るバスに体当たりするのは諦めて、ジョホールバルのビジネスホテルに部屋をとった。

幸いにもジョホールバルの中心地は最低限の土地勘があったのと、深夜にもかかわらずマレー鉄道のインフォメーション窓口がまだ開いていたのでホテルまで辿りつけた。

俗に言われるほどジョホールバルは危険ではないけど、真夜中にトボトボ歩き回りたくはない街だ。

マレーシア国境の町ジョホールバルの眺め

マレーシア国境の町ジョホールバルの眺め

今度はバスを寝過ごす

翌朝は10時ごろから活動始めて、のんびりとホテルの朝食を食べた後、バス会社のカウンターをめぐってゲンティンまでの便を探した。3軒カウンターを巡ってわかったのは、すでに直行バスが早朝に出たあとで、次は夜までないということ。

今度はバスを寝過ごしたことになる。書いてて自分で呆れるほどグダグダな旅だ。どうなることやら。

幸いにもホテルの人の勧めで、郊外にあるバスターミナルまでタクシーで移動。10分後に出発するクアラルンプール行きのバスがあった。まずは便数の多いクアラルンプールまで移動して、そこから路線バスでゲンティン・ハイランドを目指すのだ。

クアラルンプールまでは約350キロ。東京から名古屋に行く感覚。道中はパソコンで千と千尋の神隠しを見てひたすら寝た。

現時点での懸案事項は次のとおりだ。いかに俺らがグダグダか感じて欲しい。

  • 今乗っている長距離バスがクアラルンプールのどこに到着するのか不明
  • ゲンティン行きの路線バスが何時にどこから出るのか不明
  • 昨夜は不泊になってしまった上に夜もしゃべくっていてうっかりホテルへ連絡していない
  • マレーシアも連休だからバスもホテルも空きがないかも

そんなわけで、2000字を超えてしまったのでクアラルンプールからのグダグダ模様は次回に持ち越しである。座して待つように。

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