いくさんがせっせと記事を投稿してくださっていた間、のん気に日本に一時帰国しておりました。
シンガポールでもiPhoneを愛用しており、契約はM1で。いくさんが以前にStar○ubの記事を書いておりましたが、今回はM1のお話。
こちらでのiPhoneはSIMカードのロックがかかっていない、いわゆるSIMフリーなので、シンガポール国外に行く際には非常に便利。日本に帰国した際は真っ先に日本のSIMカードを家電量販店に買いに行き、シンガポールで使用しているiPhoneをそのまま日本でも使用しています。
が、しかし、今回ここに思わぬ落とし穴が!
日本滞在中、シンガポールのSIMカードをなくしました(爆)
帰国便直前のパッキング中に気がつきました。のん気に財布の小銭入れなんかに入れておいたのがまずかった。財布にはもう姿はない。財布を入れていたバッグにもない。完全にどっかにいってしまって見つからないじゃないか。iPhone6のSIMはnanoなので、サイズがめっっちゃ小さい。うっかり食べてても気づかなそうな位。そんなものを今更スーツケースを全部ひっくり返して探す時間もない。何なら本当に食べてしまってたのかもしれない。
完全に動揺。
とりあえず飛行機に飛び乗ったものの、
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新しい携帯番号を取得しなきゃいけないのかぁ。ってことは銀行とか大家さんとか各方面に通知しなきゃあかんやん。ずん。
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新しいSIMカード入手に100ドルとかかかっちゃうパターンかぁ。ずん。
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でもって手続きに数日かかって、それまで携帯なし生活を強いられるやつや。ずん。
とか考えながら、完全にテンションだだ下がり。とりあえず、一日でも早く解決すべきと思い、重い腰を上げ、帰国した日にダッシュでM1に駆け込んだ!
日曜夜のブギス。店内はなかなかにぎわっている。なんなんだろうね、携帯って毎月買うものでもないのに、携帯ショップっていつでも混んでるよね。七不思議。
受付のお兄さんに、「海外滞在中にSIMカードを紛失しました」と簡単に事情を伝えると、愛想良く、受付番号の書かれた紙を発行してくれました。
待つことわずか2分。
私の番号が呼ばれました。
担当のお兄さんにもう一度事情を説明。すると、IDカードを見せて、と言われました。契約した時にも使用したEPassの身分証明書を提示。
タブレットに私のカード情報を入力し始めるお兄さん。すると、「ちょっと1分待っててね」って言って、バックオフィスに消えていった。
…1分後。
お兄さんが戻ってきた。
「はい、これ新しいSIMカードね。」
…え?
状況確認のため「これ前のやつと同じ番号?」って聞いてみたら、同じ番号なんだと!!
前のカードは無効にしたから、こちらの新しいカードが30分後から有効になるよーって。
「あ、今回は無料ね!」
…って!

nanoサイズのSIMカードは小指の爪サイズ。新しいSIMカードはこのホルダーに入れて渡してくれましたが、すぐに使いたかったのでお店のお兄さんにお願いして、そのまま店頭でiPhoneに挿入してもらいました。
あの私の狂ったような動揺は何だったんだ!
これまでと同じ番号だし、無料だし、即日発行だし、なんなら3分で解決したし!
嬉しくてスキップで帰宅しました。感謝。
日本だったらこんな対応は望めないでしょう。私の当初の動揺は日本だったら現実だったかもしれない。
日本と違い、シンガポールでは旅行中SIMの入れ替えをみんな普通にするためか、紛失も多いんだろうなぁ。
必要なところでちゃんと効率の良いところは、日本もぜひ見習いたいところ。
まとめ
- 旅人にはSIMフリーの携帯が最強のパートナー。
- M1のSIMカードを紛失してしまっても同じ番号で即日再発行が可能。盗難されてしまった場合の悪用を防ぐだめ、紛失に気がついた時点で携帯会社に電話して、SIMをストップしてもらいましょう。※初回は無料で即日発行してくれましたが、二回目以降の対応については変わる可能性あり。注意。
- 海外滞在中に他のSIMカードを使用する際は、使っていないほうのカードをきちんとなくさない場所で管理しよう。
- 珍しく日本が恋しい。