日本でも東京都心を中心に展開している雑貨屋チェーンのMiniso名創優品。
ダイソーと無印良品とUNIQLOを同時にパクったようなコンセプトで、そのぶっ飛んだ開き直りが面白く、存在が明らかになったときにはネットでずいぶん話題になった記憶がある。
シンガポールにもいくつか支店があるので遅ればせながら冷やかしてきました。
Vivo Cityの国際フェリー乗り場のそば

今回行ったのはユニバーサル・スタジオ・シンガポールへの玄関口、VivoCityのお店。国際フェリー乗り場のそばにあるので船を待つ間の暇つぶしに良いかもしれない。

ロゴからしてUNIQLOっぽいがそこはかとなくダサい。ヤバい。

店内はこんな感じ。ダイソーっぽい。

化粧品のコーナーだけはなぜか無印良品っぽい。が、ダサい。
Minisoは「高かろう悪かろう」である
次に商品を見てみよう。

付箋とか100均で売ってそうなものが4ドル(ざっくり300円)する。
そう、Minisoは決してダイソーやドンキに比べて安いわけじゃない。むしろ100均クオリティのもろもろを、陳列だけそれなりにして高く売るというのが戦略のようだ。

そしてこれみよがしに注記されている【日本公司監制】。日本の会社が監修。
そもそも日本の会社ってなんだし。付箋において何の監修が必要なのだろうか。

「高品質で」の「で」まで大きくしちゃったがためにお里がバレたケース。しかも左はWOMENで右はWOMANである。担当者が酔っ払ってたとしか思えない。ヤバい。

あえてポリエステル製を強調して綿100%に喧嘩を売る無理矢理な製品。

デジモノも売っている。このBluetoothスピーカーはドンキでワゴン売りしているレベルだが2000円以上する。

【日本公司監制】ならせめて商品名くらいはネイティブチェックしたほうが良かったUSB「メモ」。しかも8GBではなく8G。8Gビットじゃないよね?

なお、コンセプトをパクられたのは日本企業だけじゃないようだ。
まとめ
ネタとして行ってみるのは面白いけど買いたいものは何ひとつ見つからなかった。