シンガポールで最悪なタクシーは迷わず通報しよう

シンガポール生活
シンガポールのタクシーのレシート。ロゴの下にあるのが車のナンバー。

海外でタクシーに乗るのは緊張する場面だ。

ちゃんと行き先を伝えられるか、変な場所に連れて行かれないか、遠回りされて過大請求されないか、、、心配しだすときりがない。

ただこれは途上国での話だろう。

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シンガポールのタクシーは大丈夫。途上国とくらべて。

シンガポールのタクシーは英語も通じるし、国が小さいから渋滞していなければどこでも30分くらいで到着する。騙されることもまぁほぼ無いと言えよう。

そう、シンガポールのタクシーは概ねいい感じなのだ。

途上国とくらべて。

途上国と先進国のタクシーの違い。それはサービスである。目的地への移動というタクシーの大目標を達成するのは当たり前で、それ以上に安心感や満足感みたいな「お客として尊重された体験」を得られるかどうか。

お客様を神様として扱えと言っているわけじゃない。本来、サービスを受ける側と提供する側はお金を介して対等な関係であるはずだ。だから人間として両者が尊重しあうべきだと思う。

日本では時として客側が横暴で、駅員への暴力なんかが典型的な問題だ。でもここシンガポールでは逆で、店員側が横柄なことが往々にしてある。お客に怒鳴り散らしたり、お釣りを放って返したり、商品についての問い合わせに平然と嘘をつく。

そんなわけで、シンガポールのサービスは全般的に「途上国よりはマシだよね」という印象だ。ただ、ドライバーとの一対一で閉鎖空間に閉じ込められるタクシーだと悪いところが特に目立つ。

今まで経験したシンガポールの不快なタクシー

日常的に一番困るのが乗車拒否。運転手の交代で行き先が指定されているならまだしも、普通に緑色の空車サインが出ているのに無視され通り過ぎてしまう。停車しても窓越しに行き先を伝えると舌打ちしてアクセルを踏んで去ってしまう悪質なドライバーも珍しくない。人として終わってるし危険極まりない運転だ。

それでもなんとか流しのタクシーを捕まえたとする。で乗り込んで行き先を伝えると「あぁ?」「ハッ!?」。人間として明らかに見下した返答をよこす。

もっとヒドいのは無言で発進するゴミのようなドライバー。行き先を伝えたのに無視である。それでちゃんと理解しているのならまだいいが、小さい国にも関わらず地名の聞き違いや誤解が多い。言われた行き先を知らないのに、わかったフリをして適当な場所に連れて行かれ、問いただすと怒鳴って逆ギレする。そういう奴も珍しくない。

道中も気が抜けない。そう、運転が雑なのだ。センターラインは参考程度。VIP駐車ならぬ車線をまたいだVIP走行をするし、急発進・急ブレーキ・無理な割り込みは当たり前。

あとは自慢話や昔話を道中延々と聞かされて「おい、お前聞いてんのか?」みたいなめんどくさい奴ら。これは単純に無視してればいい。

シンガポールで前代未聞の最悪なタクシー

先週乗ったタクシーは最悪だった。運転手は痴呆患者のような高齢者。アクセルは常にベタ踏みで信号前でタイヤが鳴るほどの急ブレーキ。もちろんシンガポールの法律で速度超過だ。車線や停止線も無視。そもそも余所見している。

それだけならいいが、もっとゆっくり前を見て走れというと逆ギレというか、拗ねた。

大通りでわざと時速20キロくらいで徐行を始め、後続からクラクションを鳴らされてもお構いまし。バスに幅寄せしたり、急ハンドルで追い越し車線に割り込んだり、子供じみているにも程がある。

事故で犠牲者が出る前にコイツを永久にクルマから下ろす必要がある。

タクシー会社へ通報するよ

シンガポールのタクシーのレシート。ロゴの下にあるのが車のナンバー。

シンガポールのタクシーのレシート。ロゴの下にあるのが車のナンバー。

こういうドライバーにあたってしまったら必ずレシートをとっておこう。レシートは機械で感熱紙に印刷されたもので、手書きの紙切れではない。それは騙そうとしている悪質運転手だ。もしレシートを拒否するようなら車を降りずにその場でタクシー会社に電話。3回通報されると営業免許を剥奪される仕組みなので、交通安全に貢献する意味でも悪質なドライバーは失職に追い込むべきだ。

レシートを取ったらタクシー会社のウェブサイトから通報を行う。今回はTransCabという会社に属するドライバーだったので、ここだ。次の情報をレシートを元に確実に書き込もう。

  • 乗車したタクシーのナンバー(レシートに記載)
  • 乗車と降車時間(レシートに記載)
  • 乗車と降車場所
  • 具体的な問題

具体的な問題に関して、今回は明らかに速度超過と危険運転でシンガポールの法律を犯している。その旨を明記しよう。他にも車内に掲示してあるドライバーの営業免許を写真に取っておくのもいい。

タクシー運転手はシンガポール人しかなれない

合理的で近代的なシンガポールで、タクシーがこんな状況なのはなんでだろう。

僕の個人的な意見として、タクシー運転手の仕事がシンガポール人のみに開放された「特権」であることがあると思う。

実際は長時間労働のうえ体力的にキツいので特権でも何でもないと思うんだけど、これみよがしに「タクシーは国民しかできない」と聞いてもいないのに自慢気に話してくる人が多い。

また、タクシーはシンガポール人が生活に困ったときに生計を立てるセーフティネットという側面がある。

シンガポールのタクシーがイマイチな理由をまとめるとこんな感じだ。

  • 職を失ったらタクシー運転手になる→職を失うだけの理由を抱えた人
  • 安定した仕事が見つかったら運転手から卒業→熟練ドライバーが育たない
  • 外国人労働者との競争がない仕事→殿様商売

Uberに悪質ドライバーが流れている??

これはシンガポールのまともなタクシードライバーから聞いた話。

真偽のほどは定かでないが、3回の通報や、過大請求で起訴されたり、重大事故を起こして失職した悪質運転手が、Uberなど白タクに流れているというのだ。

正規のタクシーでさえグダグダなのにいったいどうなってしまうのか。

まとめ

途上国と比べるとシンガポールのタクシーは安心して使える。でも時として不快な体験をする。不当な扱いを受けた時は毅然と対応し、レシートを元に運行会社に通報する。

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