シンガポールには日本のラーメン屋がたくさん進出しているのでお金さえ出せば簡単に日本と遜色ない味が楽しめる。
ただ、この国でラーメンは高級料理。替え玉してギョウザでも付けたら2000円を超えてくる。チャーシュー麺なんて頼んだ日には会計で絶望すること間違いない。
街のそこら中にラーメン屋があるのに高くて気軽に入れないんじゃ意味ないと思うんだけど、赤道直下まで材料を空輸してえげつない家賃を払うには仕方ない。
ま、要はシンガポールにいるなら2000円とかはした金。もっと稼げって話しだよね。はいはい。
気軽に行ける救世主:高木ラーメン
そんなシンガポールにも、貧民層である僕が気軽に行けるラーメンオアシスがある。
アンモキオというベッドタウンにさり気なくある高木ラーメンだ。
この写真は看板メニューで一番安い「Takagi Ramen」に木耳をトッピングしたもの。お値段5.5+0.5=6ドル。ざっくり450円。
えっ!と思うくらい安い。替え玉も0.5ドルだから40円だ。ラーメンに対する日頃の我慢をここで発散できるぞ。ひゃっほーい(≧▽≦)
あっさり目の豚骨スープがベースで、味噌や辛味も選択できる。っていうか一番高いチャーシュー麺でも500円っていうね。ギョウザは250円。
もう最高。
コシのある麺はこだわっている感があるが、豚骨スープが少々薄め。だから日本のこだわり豚骨ラーメンと比べると見劣りするだろう。それにしてもここシンガポールでこの値段でこのクオリティは半端ない。ありがたや。
Ang Mo Kioのホーカーにある
アンモキオ駅から徒歩10分位にある普通のホーカーセンターに高木ラーメンはある。
テキパキ働くインド系の男性とたまに女性が切り盛りしていて、混雑しててもものの数分で出て来るのがいい。
さらに、ラーメンと言えどホーカー飯なので、なんとお持ち帰りが可能である。その場合はプラスチックのタッパーに入って出て来る。家でゆっくり食べたいときにも最適。
まさに、高くて手が届かないラーメンを庶民のものにしてくれた救世主高木ラーメン。幸楽苑もびっくりの良心経営である。
その高木さんとは一体どういう方なのか。
……そもそも日本人じゃないんだ。そしてなかなかのお騒がせガールであった。興味ある人はシンガポールの闇を垣間見られるので彼女について調べてみるのも良いと思うよ。
高木ラーメン(Takagi Ramen)
場所:721 Ang Mo Kio Ave 8, Singapore 560721
営業時間:11:00~22:00ホーカーセンターの角っこに入っている。