来月でいよいよ26歳になってしまうという事実が、自分でも引くぐらいに重く乗りかかっている今日この頃。
'quarter life crisis'という表現があるけれど、人生の1/4が終了するこのタイミングで、多くの人が人生について思い悩むらしい。それに思いっきりぶちあたっている感がすごくある。
shishimong.comのヘビー読者であるせいか、視点も口調も、完全にいくさんに似てきた(笑)
それはさておき、
海外で生活し、仕事をしている私たちにとって、人生の選択肢はすさまじく多い。
まず居住地の選択肢が日本だけじゃない。英語やその他外国語ができれば、日本やアジアに限らず、世界のいろんな国で住むことはもちろん、仕事を見つけることもできる。
それに海外では、日本に比べて転職もしやすい。少なくともシンガポールでは、転職のスパンが3-5年くらいなイメージ。だから転職の機会も多くある。
配偶者や養わなければいけない家族がおらず、適度に収入と能力がある人生のタイミングでは、本当に数え切れないくらいの人生の選択肢が考えられる。
そこで問題になるのが、結局どの選択肢も選べなくなってしまうということ。選択肢が多すぎて決められない。
選択肢が2つしかない人と、選択肢が100ある人とでは、決断のプロセスが全然違う。100個の選択肢を吟味してる間に、時間切れになってしまったり、諦めてしまったりする。
選択肢が多いということは、幸せなこと。でも多すぎて、結局どれも選べないっていうのは本末転等だったりして。
シンガポールに来てから2年半、大きな決断を下さないといけないタイミングもなく、ここに来て、決断の下し方も、新しいことに自ら挑戦する精神も完全に忘れてしまった。自由ってこわい。
最近、シンガポールを出て行く人や会社を去って行く人たちの背中を見る機会が続いていて、自分もそろそろ動かないといけない気がして来た。というか動きたい。
なのに、動くことがこわい自分も確実にいる。快適な生活に必要なものを全て与えてくれるシンガポールに完全に慣れてしまった結果、甘やかされた自分になってしまった。
この記事に結論はありません。心にぐるぐるしてるものをひとりごとで書きました。26歳になる前に、何かしらの方向性をつかみたい。
残り一ヶ月。