その理由はたくさんある。シンガポールでの労働環境は日本に比べて、非常に快適。これはシンガポールに感謝していることのうちの一つ。
他の東南アジアの国から来る人たちにとっては、シンガポールもかなり厳しい環境らしいけど、日本の事情を知ってる人からすれば、シンガポールはまるで天国。例えば…
- ドアツードアの通勤時間が30分以下
- 満員電車がそれほど満員ではない
- 上司よりも先に退社しても嫌われない
- 残業は悪という認識がみんなある
- 従業員の権利を主張しやすい
- 就業時間外の会社イベントが滅多にない
- すっぴんで出社してもブスと言われない
もちろん日本にもこういう環境はあるかもしれない。でもやっぱり総体的に見て、日本よりもシンガポールのほうが、働きやすい環境が整っていると個人的には思う。
日本では、ファッションセンスがないだけで裏で噂をされたり、半強制的&楽しくもない同僚との飲み会が毎週あったり、就業時間中に携帯を没取されたり、シンガポールでは考えられないようなことをたくさん耳にする。業務には直接関係ないストレスが非常に多いように思う。
中でも、わたしが日本に帰えれないなと思ってしまっている理由が…髪の毛。
業種や会社によってはシンガポールでもダメなところはあるけれど、私の会社の場合は、ヘアスタイルやファッションについてはかなり寛容的。毎日ジーンズなどカジュアルな格好で出社が許されているし、金曜日はTシャツもOK。
それに甘えて、すっかり髪の毛をいじるのにはまってしまいました。
人気日系サロンの美容師さんがお友達なので、いつも私のわがままに合わせたスタイリングをしてくれています。うふふ。
こんな髪の毛、日本じゃ絶対にできないから、シンガポールにいる間に思いっきり楽しんでやる!という意気込みが伝わりますでしょうか。毛先の痛み具合を見れば、伝わることでしょう。
毎回髪の毛のイメージチェンジをするたびに、会社の人たちに、陰口を叩かれるどころか褒められる。そんなんだから、また調子に乗っていじっちゃう。
シンガポールでは、ピンクとか青とか緑とか、ありとあらゆる髪の毛の色をしている人たちを見かけるので、こちらも便乗して挑戦しやすい。
髪の毛のスタイルに合わせてファッションを考えるのもまた楽しい!日本みたいに、他の人と同じであることが求められないので、自分らしくいられる。本当にシンガポール様様です。
日本だったら、この髪で出社した途端、きっと上司の部屋に呼ばれて、当日中に黒に染めなおさなければクビ!と言われるんだろうな。
そんなんで、日本に帰れないなと思ってしまっているわけです。
次は何色にしようかなー