運動を奨励する政府のお陰でシンガポールのテニス環境はめっちゃ恵まれてる

シンガポール生活

僕は人付き合いが苦手なんだけれど、海外で一人暮らしをしていることもあって、現地社会から孤立することだけはどうしても避けようと努力している。

いくら独りでいることが好きであっても、助けがいるときに周りに誰もいないのは困る。そして同じように、自分の助けが必要な人が周りにない孤立した状況も、長い目で見ると虚しくなるものだ。

とは言え僕と価値観が合う人間というのは1000人に1人ぐらいしかいない。

困った。そこで特別気が合わない人とも、それなりに楽しい時間を過ごす方法が必要になる。

僕にとってそれがテニスだ。特に会話をしなくても、価値観が合わなくても、飛んできた球さえきちんと打ち返せば他に何も要求されず集団に混ざれるのが良い。

今日はそんなボッチ属性の僕が、シンガポールのテニス環境について語ります。

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公営のテニスコートがアプリから予約できる

シンガポールでは糖尿病が喫緊の社会問題になっていて、僕の同僚も定年を迎えるより前に発症し出してヤバい感じ。

こんな状況改善するため、政府は国民に運動させようとあの手この手を打っている。

僕からしたら運動よりも糖質制限した方が良いと思うんだけどね。でもそうするとシンガポールの伝統的な料理は何一つ食べられなくなってしまうという現実もある。

シンガポールのホーカー料理は健康に悪い?
シンガポールには経済飯と呼ばれる、日本で言えば丼物にあたるお手軽料理がある。ご飯を盛って、乗っけるおかずを選んで、汁をぶっかけて300円ってな感じ。こっちの米はいわゆるタイ米なので、日本米みたくモチモチしていない。そのパラパラなご飯がモッタ

そんなわけでシンガポール国営のテニスコートはとても充実していて、ActiveSGという国家謹製のアプリから全国の公営運動施設を簡単に予約することができる。もちろん無料じゃないんだけれど、ほとんどの施設は1時間あたり数百円という、かなり安い料金で使うことができる。

でも、あくまでシンガポール政府が力を入れているのはシンガポール人の健康だ。だから外国人の場合は少し料金が高くなるし、さらにシンガポール人なら政府から毎年8000円の補助が貰える。

でも大丈夫。シンガポール人の友人に頼んで、場所の予約を代行してもらえばいいんだ。

内緒だよ(=^ェ^=)

照明完備で夜10時まで打てる

シンガポール国営テニスコートは夜10時まで使うことができる。夫婦共働きで夜遅くまで残業するシンガポールならではだ。

ほとんどの施設が照明完備。視覚過敏のある僕からしたらこの照明がまぶしくて辛いんだけどね。それでも夜まで打てるのはありがたいことだ。

しかも日本に比べて街にテニスコートがたくさんある。人口あたりのテニスコートの数であれば絶対日本より充実している。でもそれでも最近はテニスが流行っているのか、少なくとも1週間前には予約しておかないと、仕事上がりのちょうどいい時間にコートを抑えるのは難しくなっている。

政府の後押しにちゃんと国民がついてきていて、運動を奨励する政策がとてもうまくいっていると思う。

壁打ち練習も充実

ぼっち属性の僕が好きなのが、プラクティスウォールと呼ばれる壁打ちテニス。これなら相手が見つからなかったり、1人で黙々と運動したいときに気軽にテニスの練習ができる。

今のところシンガポール島に3カ所しかないんだけれど、幸運なことに僕の家から徒歩10分の場所に2面もある。今日みたいに特に予定のない週末はプラクティスホールを予約して、日が沈んだ頃に1人で黙々と練習している。

コンドミニアムには必ずテニスコートとプールがある

国営のテニスコートだけじゃなく、シンガポールの高級マンションであるコンドミニアムにはテニスコートが完備されていることが多い。コンドミニアムに住んでいる友達がいるなら無料でテニスを楽しむことも可能だ。

ところが面白いのは、住人しか使えない専用のテニスコートにもかかわらず、予約するのがとても難しい。とりあえず無料のものが大好きなシンガポールの人たちは、可能な限り無駄に予約を入れて、実際には使わない。予約はびっちり埋まってるのに誰も使っていないと言う、もったいないケースがたくさんある。

マジでキアスだ。

シンガポール人気質「キアス」
日本でいう「本音と建前」みたいな国民性をあらわす言葉がシンガポールにもある。それが「キアス」。福建語由来の言葉らしく漢字で書くと驚輸、英語だとKIASUで、Wikipediaにも項目がある。「負け組に堕ちる恐怖心」と解説されるキアスだけど、

そんなわけで僕と僕の友達は、予約が埋まっていても誰も使っていなければ勝手に忍び込んで、ゲリラ的にテニスをすることがある。それで2時間練習しても結局誰も来ないので、結果的に問題がない。

スクール文化ではなくコーチを個人的に雇う

僕はシンガポールに来てからテニスを始めたので、日本のテニス事情はよくわからない。でも公営テニスコートは少なくて、多くの人がテニススクールに通って技を磨いていると言う印象。コーチにワザを教えてもらえるので、上達するには効率的な方法だと思う。

一方、シンガポールにコートを備えたテニススクールはあまりない。だから専門家にワザを教えて貰うなら、個人的にコーチを雇って個人レッスンを受けるのが一般的。

個人的にコーチを雇うのはハードルが高そうだけど、料金も安くネット上から簡単に予約できるらしくみんなやっている。

まぁ僕は学校とか、調子こいた先公が大嫌いなので、絶対に雇うことは無いけどね。のんびりやらせていただきます。

唯一絶対の欠点:コンクリートの激固コートが膝に負担

そんなわけでシンガポールのテニス環境は総じて日本よりも恵まれていると思う。

でも実は唯一絶対の欠点があってだな。

テニスコートの床がコンクリートでできているのだ。ゴム加工なども一切されておらず、ガチガチのコンクリート。公営もコンドのテニスコートも同じ。だからズッコケたらめっちゃ怪我するし、ズッコケなくても膝にかかる負担は相当なものだ。

だから僕などミニマリスト・ランと呼ばれる、かかとを使わずにふくらはぎで勢いを殺す走り方を心がけている。

そうでもしないと本当に膝を壊す。

あと、地面がガチガチに硬いので、ボールがめっちゃ弾む。だから鋭い球をコントロールできるようになるまで、フワッと浮かんじゃう高い球しか打てず、相方に迷惑がかけることになる。

昼間は焦げる、ゲリラ豪雨で閉鎖

あ、もう1個欠点あったわ。

赤道直下のシンガポールは、1年を通じて昼間は炎天下。だから真っ昼間から2時間も屋外に入ると、不健康なまでに日焼けしてしまう。

それにもかかわらずシンガポールには屋内テニスコートというのがほとんどない。屋根がないので昼間はテニスをするのがとても厳しい。

さらに熱帯気候なので、日本の梅雨のような頻度でゲリラ豪雨に見舞われる。雷雲が近づいて警報が出ると、専用の警告装置が働いてその時間は施設の使用が禁止される。そんなわけでせっかく予約したにもかかわらずコートを使うことができず、もちろん料金は返金されるんだけれど、無駄足に終わることがしょっちゅうある。

まぁ外国人の分際で口出しするのはずうずうしいと言うものだけれど、できればプレハブの屋根でも作ってくれれば、もっとテニスをする人が増えるんじゃないかと思っている。

そんなわけで

シンガポールのテニス環境について長々と語っちゃった。

リア充の悪戯と思っていたんだけど、僕みたいにスポーツが苦手で、なおかつスポーツを介したコミニケーションも苦手だと思ってるような人に、結果的にテニスはとても向いていた。

もしシンガポールに住んでいらっしゃるなら、日本人であっても1時間数百円で遊ぶことができるので、ものは試しでActiveSGアプリをインストールしてみてはいかがでしょうか。

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