オランダ人は飼い犬のウンコを拾わない

オランダ生活

オランダはワンワン天国だ。

電車やバスにそのまま犬を乗せられるし、小さい個人商店なら食べ物売ってる場所なのにフリーパスでワンワンできる。さすがに大手スーパーや高いレストランだとお犬禁制なんだけど、その場合は店先に繋がれて「犬権蹂躙ワン…。欧州委員会に訴えるワン…。」などと不貞腐れてるワン様がいっぱいワンワンしている。

僕の家の前には小さな運河という名のドブ川があって、ドブ川のくせにカモはもちろん時々白鳥っぽいのまでやって来る。その周りは芝生で、デカく育った落葉樹の並木がこしらえてあり、雰囲気が良いことこの上ない。この窓からの眺めが気に入って入居を決めたのに、実際ってヤツは住んでみないとわからないものである。

この芝生、ワン様たちのトイレだったのである。

まぁインドだと家の前の空き地が人間様のトイレだったりするので、それよりゃマシだけどさ。いい感じの運河公園だけに毎分3匹くらいの勢いでワンワン勢が大挙して訪れ、そりゃもう気持ちよさそうにみんなピーピーブリブリやっていく。

生理現象だし仕方ない。

これは事実だ。僕だって毎日欠かさずピーピーブリブリするし、こんな整備された公園でピーピーブリブリできたらば、そりゃ凄まじい開放感を満喫できよう。

ところがである。

オランダには犬のウンコを回収する文化がない。飼い主は適当にスマホなど眺めながら、用が済んだらスタコラ行ってしまう。そんなんだから、何も僕の家の前のみならず、街は犬のウンコまみれである。

これがインドだと王宮や史跡のまわりまで牛や人間のウンコまみれなので、アレよりはマシだけど、インドなんかと比べたくなるほどに、オランダの街はウンコまみれである。まぁハイヒールはウンコを踏みつけるために発達したらしいし、香水の文化だって似たようなもんだ。

大陸ヨーロッパの衛生観念というのはウンコに寛容なのかもしれない。

※写真は大手スーパーに入れず人類に抗議するワン様

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