生臭い缶詰をめぐる冒険

オランダ生活

魚の缶詰。

魚を食べると健康に良いということで、さらに筋トレブームに乗っかったタンパク源としても注目されている。日本ではサバの水煮缶が品薄になるなど、非常に迷惑なガッテン効果が見られたり。

ししもんも、まんまとガッテンにホイホイされまして、サバとかイワシの缶詰があればもう世界のどこでも暮らしていけるのでは、などと思うほどには魚の缶詰を頻繁に食べる。

ところが日本を一歩外に出たら注意すべきことがある。

生臭さ魚をめぐる仁義なき戦いである。

日本人の常識として、それが生であろうと調理してあろうと、魚は新鮮であることが至高である。高級魚や、ハモみたいに難しい調理にカネを払う文化はある。でも新鮮じゃない高級魚や熟成した刺し身なんかに価値を見出すことはない。

クサヤがあるか(=^・・^;=) クサヤと鮒ずしは日本に無かったことにしよう(=^・・^#=)

ところがである。

世界の魚愛好家の中には、魚臭さをこよなく愛し、至高の生臭さ、腐敗した魚のアミノ酸みたいなのに変態的な価値を見出してしまう、困った連中がいるのである。特に欧州はヤバい。さすがブルーチーズを生んだ連中は発酵と腐敗を勘違いしている。インド人が衛生観念を宗教的浄不浄と勘違いしているのと同じだ。

だからそういう変態的魚愛好家をターゲットにした缶詰にあたってしまうと、これはもう缶を開けた瞬間から地獄がこんにちは。その臭いたるや、本当にヤバいんですよ。

地中深く埋めるしかない(=^・・^;=)

コレ腐ってるんじゃないですか的な。まさに青カビチーズの魚バージョンである。そんな一級のバイオハザードが、普通のスーパーで売られている。大陸欧州はヤバい。

せめて文字が読めればなー。「至高の腐り具合」「開封の際は換気扇を忘れず」 「貴腐イワシ」「ご近所に配慮を」 とか書いてあるのかもしれないが、こっちはそんなん読めないので、とりあえずジャケ買いしておっかなびっくり開けてみるしか無い。

欧州の魚の缶詰は地獄のビックリ箱である。

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